カブトムシの人工蛹室に挑戦してみる [カブトムシ・クワガタ]
2015/6/7
今年はカブトムシの幼虫が
蛹になるところを観察するぞ~っ!
とペットボトル観察をはじめた
わが家ですが・・・
↓前回のお話はコチラ↓
キャンプの季節はカブトムシの季節でもあ〜る!
そのカブトムシ蛹化観察日記の
続報を書きたいと思います。
数日間は土の上に
出てくる幼虫もいたりして
ちょっと早すぎたかな〜
などと思ったりもしたのですが。
1週間くらいした頃です。
夜になにやらガサガサと音がします。
そして時折、
「ゴリッ!」とか「ガリッ!」
というようなプラスチックを
かじる?ようなそんな音が・・・。
ダンボールのフタを開けて見ても
外に出てきている幼虫はいません。
後で調べてわかったのですが、
この「ゴリッ!」とか
「ガリッ!」という音は
蛹室を作るときに
聞かれる音みたいですね。
さらに数日後、
ペットボトルを確認してみると。
側面の見える位置に
蛹室をつくっている幼虫は
いないようですが、
底を見てみると・・・
これは!?
どうやら蛹になってますね~!(*^^*)
あ、こっちも!?
いや、こっちはまだ白いですね。
6本中2本のペットボトルで
底のセンター部分に蛹室が
確認できました。
しかし底に作るのなら、
こんな炭酸飲料の形状の
ペットボトルじゃないほうが
見やすかったですね~。
側面の見やすさに気を取られて
あまり底の形状は
気にしていませんでした。
だから、
インスタントコーヒーの瓶を
使用する例がよく出て
いるんですね(^_^;)
でもわが家、
インスタントコーヒーは
飲まないんですよね〜。
さらに数日後、
今度は側面に蛹室をつくっている
ペットボトルを確認!
中の蛹も確認できました!
しかしこのペットボトルは
側面がフラットではないので
ちょっと見えにくい位置です。
う〜ん、惜しい!!
こちらは広口のボトルだったので
側面の見やすさをあまり考えずに
なんとなく使ってました。
われながらツメが甘い・・・(^_^;)
あとの3本の幼虫は
外からは見えない
ペットボトルの中心部に
蛹室をつくったのでしょうか?
確認しようがないので、
このまま放置するしか
ありません・・・。
あとペットボトルの6匹以外に、
ベランダの飼育ケースの中にも
それぞれ13匹、6匹、4匹が
入っているはずなのですが・・・
こちらは無事に
蛹になっているのかな?
土の表面が乾いてきているので、
とりあえず霧吹きしてやります。
その後、持ち上げて
底面を確認してみると・・・
蛹室らしき空間が
何個もありますね!!(*^^*)
ジュニアにペンライトで
照らしてもらいながら
撮影してみましたが、
写真ではちょっと
わかりにくいでしょうか。
ラッキーなことに
側面から確認できるのもいました!
まだ中でモゾモゾ動いています。
カラダはかなり
茶色っぽくなっているのですが、
これから蛹になるところ
なのでしょう。
こちらの飼育ケースたちは
6月末頃まで渇き過ぎないようにだけ
気をつけて霧吹きしたいと思います。
蛹化しているという
状況は確認できて
ひと安心なのですが・・・
もっとハッキリ観察したーっい!!
そんな欲がでてきました。
こうなったら、
観察しやすい蛹室を
人工的につくって
移動させてみようか?
しかし、
あまり知識も経験もない者が
デリケートな状態の蛹を
下手に触って成形不全になったり
死なせたりしては可哀相です。
興味本位で尊い生命を
脅かしてもいいものか?
なんか大きなテーマに
ブチあたりました(^_^;)
しかしチャンスは1年に
この時期1回だけです!!
そう考えると、
やらないワケにはいきません!
せっかくなので挑戦します!
ということで・・・
【人工蛹室のつくり方】
※過去の飼育観察経験に基づいたものではなく、ただ単にこうやってつくってみました。
というだけのレポートですので、そこのところはご注意ください(^_^;)
ペットボトルに土を詰めて
スリコギよりひとまわり大きく
人工蛹室の型をとります。
国産のカブトムシは
縦穴でいいようです。
側面からよくみえるように
綿棒で内側を掃除します。
側面からも、
上面からも見えるように
ここに蛹を移動しようと思います。
さてどの幼虫を
掘り起こすかですが・・・。
外から見えないペットボトルの
幼虫を掘り起こすことにします。
スプーンで
そっと掘っていきます。
だんだん土が
堅くなっています。
蛹室の周りって想像以上に
かなり堅くなっていました。
恐るべし幼虫の左官力です。
そして・・・
いました!!
ツノがないのでメスなのかな?
まだ軽く動いています。
完全に蛹になりきって
いなかったようです(^_^;)
せっかく作った蛹室を
壊してごめんなさい。
スプーンで軽くすくうように
取り出して・・・
うまく移動できました!!
ん!?
ちょっと狭かったかな?(^_^;)
しかも完全に蛹に
なりきっていない状態だったので、
掘り起こすタイミング的には
あまりよくなかった
かもしれません(>_<)
ちゃんと羽化してくれる
でしょうか?
と心配になりながらも
なかなか上手くいったので、
折角だからオスを観察したいなぁ。
と、もう1匹チャレンジ。
・・・が、
今度もツノがありません(^_^;)
そしてこちらも
微かに動いています。
やっぱり時期的に
少し早かったか?(^_^;)
人工蛹室に移動した2体、
こんな感じです。
観察という視点では、
めちゃくちゃよくなりました!(*^^*)
次こそは!と、
オスとの出会いを期待しつつ、
少しタイミングをズラして
来週あたりに
また挑戦しようと思います。
つづきはコチラ
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その後改良を加えて解説していますので
よろしければ下の記事もご覧下さい(*^^*)
2017/6/4/人工蛹室の作り方【カブトムシ観察日記】
こんにちは~♪
スゴイですね~
人口蛹室めっちゃ丸見えできっと恥ずかしがってるのでは?(笑)
せっかくならオスも観察してみたい気持ち分かります。
この夏は虫王国になりますね~
by yocco☆ (2015-06-10 17:49)
yocco☆さん
一応ペットボトルの周りに黒い厚紙を巻いて
段ボール箱をかぶせて暗くしていますので、
それほど恥ずかしくないのではないかと思いますよ(笑)
週末にオスと出会えるのを楽しみにしてます(*^^*)
by tsune (2015-06-10 23:52)
いよいよ~〝☆変身☆〟ですね~♪
この夏は、エライこと☆になっているのでは(^^)
by hide (2015-06-13 08:36)
hideさん
あれから1週間。まだ時折お尻をクネクネしてたりします。
もしかして居心地悪いのでしょうか?(^_^;)
それともこんなものなのでしょうかねぇ。
変身ラッシュが楽しみです(*^^*)/
by tsune (2015-06-15 08:40)